日頃の業務を強化し、いざというときに役立つ「真の事業継続管理(BCP)」コンサルティング(ISO22301対応)
大地震対策の必要性は認識しているものの十分な対策ができていない。
お客様から事業継続管理(BCP)に関する状況調査が来るたびにそろそろしっかりと取り組まなければならないと感じている。
社内で事業継続管理(BCP)を検討しているがどの対策案を採用すべきか結論が出ないまま時間だけ経過している。
組織の業務に合った「真の事業継続管理(BCP)」を構築し、「何かあったときに強い組織」=「平常時も強い組織」 を実現します。
BCPのISO規格であるISO22301認証にも対応します。
「真のBCP」のねらい
大規模地震などによって事業が中断した場合においても、計画に従って復旧するBCPの構築は組織の喫緊の課題です。
しかし日常の業務に追われ、「何かあったとき」の取り組みに手が回らない、取り急ぎBCPを構築したが「いざ」というときに役立つか不安である、というのが現状のようです。
BCPが「いざ」というときに役立つためには、次の2つがポイントです。
1.日常の業務をシンプルでわかりやすいものにしておくこと。
2.BCPを訓練し、常に改善すること。
こうした活動を通じて、日常の業務レベルも向上し、コストダウン、品質向上、人材育成なども同時に達成することができます。すなわち「何かあったときに強い組織」は「平常時も強い組織」であり、これを「真のBCP」により実現します。
「真のBCP」コンサルティング内容
1.BCPは次のステップで構築します。
・ 重要な事業とその事業の関係者を確認します。
・ 現状の課題や問題点も確認しながら「真のBCP」につなげます。
・ 「何かあったとき」の事業の影響を予測します。
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目標復旧時間やBCPの目標を設定します。
・ 事業に必要な経営資源を確認します。
・ 「何かあったとき」の経営資源の状態を予測します。
・ 「何かあったとき」の経営資源の確保策を熟考し決定します。
(目標復旧時間やBCP目標の達成がポイントです。)
・ 「真のBCP」の実現にも知恵を絞ります。
・ 日常の仕事をシンプルで無駄の無いものに改善し続けます。
・ 「何かあったとき」の模擬演習でBCPを改善し続けます。
2.「真のBCP」に取り組むことにより以下を達成します。
(1)「真のBCP」により事業戦略の再確認
BCPの適用範囲を熟考します。
利害関係者の期待や要望、将来の重点事業、社会的責任の高い事業などに経営資源を効率的に投下します。
(2)「真のBCP」により連携強化
BCPはお客様や取引先などと連携しなければ機能しません。
BCPに連携して取り組むことで連携を強化し、取引関係をより強固なものにすることができます。
(3)「真のBCP」により業務改善
BCPは日常業務をシンプルで無駄のないものにしなければ「いざ」というときに役立ちません。
もっと良いやり方の追求し、継続的に改善し続けることで、日頃の業務が改善できます。
(4)「真のBCP」により人材育成
「いざ」というときには本来の担当者が不在の場合を想定しておかなければなりません。
他の担当者がカバーできるようにしておくことは、管理能力の向上や従業者の多能化につながります。
(5)「真のBCP」により内部統制
日常業務のチェックするポイントもシンプルにしておかなければなりません。
チェックする担当者の責任や能力が向上し、不正防止にも寄与します。