「ものづくりゲームで学ぶ財務諸表」研修(1日コース、2日コース)
財務諸表を学びたいのだけれども、どの本も難しくて最後まで読破できない。
「業績不振による赤字」とは財務諸表のどの部分が赤字なのでしょうか?
「キャッシュフローが重要」と言われていますが、キャッシュフローとは何でしょうか?
財務諸表に関するこのような疑問や課題を研修で学び理解し、業務に活かします。
ねらい
ものづくりゲームを通じて損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書を理解します。
日頃の業務が財務諸表にどのように関わっているかを認識し、今後の業務に活かします。
特徴
財務諸表に関する知識がほとんど無い人でも参加することができます。研修終了後には財務諸表の基本知識が備わります。
グループ対抗のゲームを通じて学ぶため、受講者は楽しみながら集中して財務諸表を理解することができます。
ゲームには製造業における様々な要素(売上・売掛金・回収、設備投資、減価償却、仕入・買掛金・支払い、採用、品質管理、棚卸、仕掛品など)を取り入れます。毎期の活動について、財務諸表を計算しながら学びます。
研修プログラム
ゲームに必要な財務諸表の基礎を学びます。財務諸表の知識が全くない方でも大丈夫ですが、事前に学習しておくことで理解が深まります。
ゲームの説明、生産準備(設備投資、採用など)をおこないます。会社設立(1期)、生産準備(2期)の財務諸表を作成します。
購買、生産、販売による各期の財務諸表を作成します。グループ対抗で経営状況を競います。
1日コースでは6期程度、2日コースでは途中に解説も加えながら10期程度を実施する予定です。
経営判断と財務諸表の関連性、ゲームを通して学んだこと、自分の仕事に生かせることなどをグループでディスカッションします。
「原価の基礎」研修(半日コース、1日コース)
社員にもっと原価を意識して仕事をしてもらうために原価を理解してほしい。
会議に参加すると原価に関する用語がたくさん出てくるが、その意味がわからないため会議についていけない。
原価の初歩の初歩を学びたい。
原価の基礎を学ぶことでこのような課題を解決します。
ねらい
半日または1日の研修で原価の基礎を理解します。
特徴
事前に原価や財務について全く知識の無い人でも原価の基礎が習得できます。
事例や計算演習により受講者が集中して取り組める内容です。
研修プログラム例
- 日頃の仕事とコスト
- 受講者の日頃の職場における役割とコストダウンの関連を理解します。
- 企業がなぜコストダウンに取り組まなければならないかを理解します。
- 原価とは
- モノの値段、原価、利益の関係を理解します。
- 原価は変動費と固定費からなることを理解します。
- 仕入原価と製造原価の意味を理解します。
- 製造原価は材料費、労務費、経費からなり、これらは直接費と間接費に分類できることを理解します。
- 材料費の計算方法を計算演習により理解します。
- 原価計算とは
- 原価計算の目的を理解します。
- 仕掛品の評価について理解します。
- 製造原価の計算方法を計算演習により理解します。
- 原価をコントロールするとは
- 財務諸表の基礎を理解します。
- トヨタ生産方式の7つのムダと財務諸表の関連を理解します。
- 在庫を減らす目的を考察します。
- 損益分岐点、限界利益、経営安全率などを(簡単に)理解します。
- 原価とコンプライアンス
- 誤った会計処理による影響を理解します。
- 正しい会計処理のために各受講者が日頃から留意すべきことを認識します。
- 確認テスト